「DHA&EPA かける食卓オイル」の特徴

「ドコサヘキサエン酸」であるDHAは、まぐろやさけなどの魚に多く含まれる私たちの体に必要なn-3系脂肪酸のひとつです。そして「エイコサペンタエン酸」であるEPAは、いわしやさば、あじなどに多く含まれてDHAと同様に大切な脂肪酸です。2つの脂肪酸は体内ではほとんど作ることができないため、毎日の食事で意識的に摂取する必要があります。
しかし、残念なことですが、このDHAとEPAは年々魚類の摂取量が減少している日本人において、不足していると考えられています。

日本人における多目的コホート研究では、健康の維持・増進のためのDHA・EPAの摂取の目安量を0.9g(900mg)/日としています(1)。しかし、現代の日本人の平均摂取量は、平成17年及び18年国民健康・栄養調査では388mg(2)しか取れていません。
平成18年から28年の11年間で、魚介類の摂取量は、80.2gから65.6gへと約15g減っておあり、DHA・EPAの摂取量は平成17年および18年のころからますます減少しています。 「DHA&EPAかける食卓オイル」は、小さじ1杯(4.6グラム)でDHA&EPAが663mg含まれており、不足しがちなDHA・EPAを補うことができます。

「DHA&EPAかける食卓オイル」は、さらりとした口当たりで、クセがなく食べやすい食用オイルです。いつもの料理にかけてお召し上がりください。


オススメ量は、小さじ1杯(4.6グラム)ですが、かけたい量は自由に調節することができます。容器を軽く押していただくと、数滴から量の調節が可能です。


DHAとEPAは、構造に炭素の二重結合を持ち、酸化されやすい脂肪酸です。普通の容器に入れると、使うたびに空気と触れることが多くなり、酸化されやすくなってDHAとEPAの価値が低下してしまいます。
そこで、酸化しないようにオイルを新鮮な状態でご使用していただくために酸化防止ボトルを採用いたしました。2重剥離構造によって中身と空気の接触を更に減少させ、鮮度保持力を高めたラパックボトルです。 最後の一滴までほとんど空気に触れないので、いつでも新鮮なDHAとEPA、オレイン酸を摂取できます。

「DHA&EPAかける食卓オイル」の原料オイルは、日本の油脂化学分野のパイオニアである、日油株式会社で製造されたオイルを使用しております。また、学校給食や赤ちゃん用の粉ミルクと同じオイルを使用しており、厳しい規格基準や衛生基準などをすべてクリアーしております。安全性は確保されておりますので、安心してお使いいただけます。
(1)Iso H, Kobayashi M, Ishihara J, et al. Intake of fish and n3 fatty acids and risk of coronary heart disease among Japanese: the Japan Public Health Center-Based(JPHC) Study Cohort I. Circulation 2006; 113: 195─202.
(2)主な脂質摂取量の50パーセンタイル値(性及び年齢階級別):平成17年及び18年国民健康・栄養調査。厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2010年版)』P78より